上司と良好な人間関係を築くには?

人間関係のコツとして良い上司の特徴を知る

良い上司の特徴を知る!

良い上司の特徴を知る!

看護師にとって良い上司とはどのような特徴をもっているのでしょうか?やはり部下に対する思いやりは重要です。また、チームで働くにあたってしっかりと管理ができているかという点も大切です。部下が安心して働くことのできる上司の特徴を以下に紹介します。

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忙しい中でもゆとりがある

まず、上司という立場になると現場の仕事以外にもこなさなければいけない仕事が発生します。そのため忙しいポジションになりますが、できるだけ自身の大変さを周りに感じさせないように配慮している上司は良い上司と言えるでしょう。忙しいことを周りにアピールするように働かれると、部下としては何かあったときなどに話しかけづらくなってしまいます。自分だけが忙しいと思わずチームのメンバーに対して気遣いができる上司だと、部下の立場としてももっと頑張ろうという気持ちになります。
そして、そのような中でもしっかりと部下の話を聞いてくれる上司は信頼できます。忙しい中でもしっかり時間と場所を取って親身に話を聞いてくれたり、患者さんになにかご迷惑をかけてしまったときなどに一緒に対応してフォローしてくれる上司だと安心して仕事ができます。

上司だからといって威張らない

上司という立場を利用して威張らず、謙虚な姿勢で仕事に取り組んでいる人かどうかも重要です。自分も以前は新人看護師だったということを忘れず、しっかりと部下を見守ってフォローしてくれる上司であれば、部下も安心して最大限のパフォーマンスを発揮することができます。
また、トップダウンで指示を出していないかどうかも重要です。看護師はチームで働くため、そのチームを取りまとめる上司にはリーダーシップが求められます。仕事に対してチーム内でさまざまな意見が出ることがありますが、その際にしっかりと各々の意見を聞き、うまくまとめた上で最善の方法を選択できる上司なら、チームがスムーズに機能して仕事も効率よく進めることができます。他の人の意見を聞かず自身の主張を無理やり通すような上司だと、部下にもストレスが溜まってしまいます。このような点も良い上司かどうかを見極めるポイントと言えるでしょう。

管理能力の有無

上司は現場の仕事だけではなく稼働率やベッドコントロールなどの経営面に関わる部分を管理する必要があります。ですので、そういった点に敏感になりながら働く必要があるのですが、そればかりに気を取られてしまっては患者さんのことを考えた看護とは呼べません。経営面も重要ですが、まずは患者さんのことを考えた上で、必要であれば患者さんの理解を求めるために説明し、納得してもらえるような努力をしているかどうかといった点をチェックしましょう。人と人とが直接接する仕事であるという、根本的な部分を忘れずに仕事に取り組むことが必要です。

上司と良好な関係を築きたいあなたへ