上司と良好な人間関係を築くには?

良好な人間関係を保つのが難しい嫌な上司の特徴

嫌な上司の特徴とは?

嫌な上司の特徴とは?

嫌な上司の性格を一言で言うと、「自分のことしか考えていない」です。自分のことばかりに意識がいって共に働く部下や、患者さんのことまでもないがしろにするような上司は危険です。以下に、具体的に嫌な上司の特徴を紹介します。

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忙しいアピール

上司になると任される仕事は増えますが、そのことをまるで周りにアピールするように振る舞う上司がいます。「あなたと違って上司の私は忙しい」といった風に、忙しい自分に酔って周りに対する気遣いができない上司は嫌な上司の典型的な特徴です。立場に関わらず看護師の仕事は一日中動かなければならない大変な仕事です。そのことを忘れて忙しさを過剰にアピールする上司は注意しましょう。
また、部下の話を聞かないのもこのタイプの特徴です。忙しいので構っている暇などない、といった様子で全く部下の話に取り合ってくれない上司です。粘り強く意見を言ったとしても、それが気に障り後々面倒くさいことになってしまう可能性もあるのでタチが悪いです。このような上司とはできるだけ働きたくありません。そして残って仕事をしている部下がいても残業をつけてくれません。チーム内に残業する看護師が多いとさらに自分より上司にあたる看護部長などに注意されてしまうからです。

立場を利用する

上司ですので当然立場は上の存在なのですが、それを盾に威張る上司は最悪です。忙しくて現場で働く部下たちだけでは仕事がまわらない場合に助けを求めても、役職者である自分がなぜそのような仕事をしなければならないのか、といった態度で接してきます。役職についていようがいまいが、第一に考えるべきは患者さんのことであるべきです。ですが、このタイプはなぜか自分は現場の仕事に積極的に参加しなくても良いと勘違いしている場合が多いのです。このような上司はいつも机に向かって事務作業ばかりしており、そのため現場の様子をまったくと言っていいほど把握していません。そのため現場で働く看護師の意見も通りづらいですし、緊急事態があったときなども対応することができません。
また、このような上司は自身の立場にプライドを持っているため、チームとして考えなければならない問題があっても部下の意見を聞かず、自身の意見が正しいとはじめから決めつけて周りに命令するように指示を出します。もしこのことに疑問を投げかけても、「言うことをきかない使えない部下」として認識され、不利な立場に立たされる場合もあるので要注意です。

経営のことしか考えない

患者さんのことを考えず、稼働率などの経営面のことばかりを考えている上司もダメです。一緒に働く看護師チームの事情を考えず、空室ができればすぐに患者さんを入院させ、ひどい場合だと病棟の科とは症状が合わない状態の入院患者が入ってくる場合もあります。経営面ばかりに気を取られ、看護師だけではなく入院する患者さんのこともないがしろにしていると言えます。

上司と良好な関係を築きたいあなたへ