上司と良好な人間関係を築くには?

あまりに人間関係がひどい場合は転職しても良い

人間関係で転職するのはアリ

人間関係で転職するのはアリ

看護師は人間関係が複雑になりがちな職業です。実際、人間関係を理由に転職したという看護師は多くいます。しかし、まだ転職の経験がない人にとっては本当に人間関係を理由に転職をしても良いのだろうかと悩んでしまうかもしれません。結論としては、人間関係を理由に転職をするのはアリです。しかしその場合、転職活動の際には少し注意が必要です。以下に、人間関係が転職理由として成立するワケと、その際の面接時のコツを紹介します。

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劣悪な人間関係はデメリットばかり

人間関係を理由に転職して良いのかどうかと悩んでいる看護師の中には「これは情けない理由で、本当は自分が我慢すれば良いだけなのでは??」と考えている人もいるかもしれません。しかし、人間関係のストレスで心身ともにひどく疲弊した状態で仕事を続けていても良いことは一つもありません。最悪の場合病気にもなりますし、そうなってしまった場合は社会復帰するのにも長い時間がかかります。人間関係で悩みながら働くことで成長する場合もありますが、度が過ぎればそれは大きなデメリットとなって結果的に自分を苦しめることになります。
そしてストレスによって仕事のミスが増えるかもしれません。そうすれば、患者さんに迷惑がかかってしまいます。致命的なミスをして命に係わる事故につながる可能性だってあります。また、人間関係の悪い職場は看護師同士の足の引っ張り合いがあり、健全な看護を提供できる環境とは言い難いでしょう。自身のスキルアップにもならなければ、患者さんにとっても安心できない環境です。そのような職場に足をとどめる必要はありません。人間関係を理由に転職するのはなにもおかしなことではないのです。

面接時にどう伝えれば良いか

転職の理由を面接で聞かれた際に、人間関係が原因だったとそのまま正直に伝えて大丈夫なのだろうかと不安になるかと思います。面接では必ず前職の退職理由が聞かれます。この質問をされた際、人間関係が理由で退職したとストレートに伝えると確かに不利になります。実際に理不尽なことをされ、自分に一切非がないようないじめを受けていたとしても、当事者でもなく細かい事情を知らない面接官には伝わらないからです。
人間関係を理由に退職した、と聞いて面接官がイメージするのは、堪え性がない人、性格に問題がある人、というネガティブなものになってしまいがちなので、そこは「スキルアップのため」などとポジティブな理由に置き換えて伝えるようにしましょう。前の職場では人間関係が悪くてスキルアップが難しい環境だった、ということであればこれは決して嘘の理由にはなりません。

上司と良好な関係を築きたいあなたへ